2010.09.28 Tuesday
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2008.05.19 Monday
debut 辻井伸行
お出かけ前の、ながら作業をしながら、一曲目、ショパンの幻想即興曲、そう、フィギュアの浅田真央選手の十八番の。この曲が流れてきた。でも・・・いつもと違う!いつも聞くこの曲は最初の音から、次からは力強く、じゃらじゃらじゃら・・・と力強いまま流れるような音色という印象、そして中間部は落ち着き静に時間で流れるように、でも動くところはしっかりと、そして最後に最初のメロに戻り、ラストめがけて・・・・というもの(自分の感じているイメージです)
しかし!!!!このとき耳にしたこの曲は全く違う!!!!!
よく聞く”幻想即興曲”ではないんです、とにかく!”うまく聞かせよう”というイメージがなかったのかなあ・・・とにかく純粋なのです。曲が。だから今まで聞いたことのあるイメージはすぐにかけはなれました。邪念がない、というのですか。(けしてプロの方が・・・という意味ではありません、表現するための言葉選びででてきた言葉ですので・・・)”プロが弾いてる”を感じさせない、やさしい?感じ。
こんな”幻想即興曲”を弾いていらしたPanistさんは・・・
辻井 伸行 さんです!!!!
13歳に佐渡さんが見つけ出したそう。佐渡さん、さすが!!!!
目が見えないため、点字の楽譜です。
自分も楽団で養護学校等、演奏をしにいきますが、感受性が一際違うのです、自分みたいな五体満足の人間とは。感性、才能・・・とにかくすごいのです。よく団の指揮者が言います”神様は平等に人間をつくっています。なにかハンデのある人には芸術性等、とにかくそういったものを与えています。だから、演奏するにも、ちょっとのピッチのヅレのもすぐに反応するから、本気で演奏してください、本気でないと、すぐバレるし、下手な演奏聴いてしまった子はみんな演奏を聴くのが嫌になってしまいます”と。ほんとにそうおもいます。演奏しているとみんな踊ってくれます。その光景を見ると心和み、自分の演奏で喜ばせることができた感がとても嬉しい瞬間です。
で、辻井さんご本人、今後の方向性、”世界的な有名なPianistになりたい”とおっしゃっていました。佐渡さんは”ドラマや映画等の作曲家になってもらいたい”とおっしゃっていまいた。
自分は辻井さんのPianoを聞いて、最初にはいってきたイメージ、感じたものは”心でひいている””やさしさ””純粋さ”が感じられました。聞いた瞬間に。なので、やはり、佐渡さんと同じく”作曲家”になっていただきたいなあ・・・昔よくS.E.N.Sを聞いていました。ドラマやCMの曲をつくっています。好きな曲では、”神様もう少しだけ(深田恭子さんのAIDSのドラマ”、組曲CM、”振り返れば奴がいる(織田裕二さんが有名になった、石黒賢さんと医師の役で憎しみあった・・・CHAGE & ASKA の Ya-Ya-Yaは有名です)”、”あすなろ白書”等、有名な曲を手がけています。そういったドラマの挿入歌、後ろでながれている曲・・・そういったものを、たくさん作って欲しいですね。きっといい曲がつくれる気がします。辻井さんなら。
感動した”題名のない音楽会”でした。
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